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コロナ明けで「小遣い稼ぎ」仕事の需要高まる エキストラ、覆面調査等の報酬

小遣い稼ぎするチャンスが増えつつあるという(イメージ)

小遣い稼ぎするチャンスが増えつつあるという(イメージ)

 新型コロナウイルス感染者数が急激に減り、景気回復の見通しが見えてきたことに伴い、「小遣い稼ぎのチャンス」が少しずつ増えている。

「コロナ禍で著しく減少したテレビ観覧やエキストラ出演の仕事の需要が、少しずつ上向きになってきています」

 そう指摘するのは、テレビ観覧などの人材コーディネーター・沢田誠司氏だ。

「コロナ禍では感染防止対策のため、100~150人規模の観客を用意したいテレビ番組でも、20人までに限定するなど非常に厳しく制限されていました。感染を恐れてエキストラをやりたがる人も少なくなったため、テレビ業界が再び通常モードに戻りつつある今後は“売り手市場”になるとも言えます。男性の場合、1日で5000~8000円程度の報酬をもらえるドラマやバラエティ番組のエキストラ出演が狙い目です」(沢田氏)

 小遣い稼ぎと同時に芸能人に会えたり、地方ロケに行けるエキストラの仕事だが、「これから始めるなら、登録をしておけば様々なエキストラの案件を紹介してもらえ、都合のよい場所や時間の仕事を選ぶだけの大手人材派遣会社や事務所が安心です」と沢田氏が言う。

 飲食店で覆面調査をする「ミステリーショッパー(覆面調査員)も今後、需要が上向くと予想される」と沢田氏は続ける。

「指定された店に出向き、一般客を装って店舗を評価する仕事です。飲食店で実際に食事をして、味やサービス内容などを調査したうえで食事代と3000~5000円程度を報酬として受け取れます」

 東京都などで10月25日から飲食店に対する営業時間の短縮要請が解除されたことに伴い、食べて報酬をもらえるミステリーショッパーの“おいしい案件”は今後増えそうだ。

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