水道局による水道モニターもある。「70代の親が埼玉県の水道モニターを経験しました」という、お得・節約ジャーナリストの青葉みお氏が解説する。
「2~3か月に1度、水道局の人の話を聞き、その後にお茶菓子を食べながら出席者で座談会をします。水道局としては、事業を市民に周知し、かつ市民の意見を吸い上げる貴重な場です。
また、1年に1度、ダムなどの施設見学とアンケートに答えるバスツアーがありました。埼玉県の場合は、座談会に参加して1000円、ダムツアーへの参加で2000円。半年間で約5000円の謝礼をもらったそうです。
これらは平日に行なわれるので、時間の融通が利く高齢の人が応募しやすい」
※週刊ポスト2021年11月19・26日号