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「パチスロ6.2号機」の注目機種が続々登場 出玉規制緩和の手応えは?

ユーザーからは賛否両論

 では、実際に『パチスロANEMONE』を打ったユーザーたちは、どんな感想を抱いているのだろうか。ユーザーの声を聞いてみた。

 都内に住む会社員・佐々木さん(40代男性)は、導入2日目に『パチスロANEMONE』を打った。

「エウレカシリーズはずっと好きで、今回のアネモネもすごく期待していました。たまたま高設定台だったのかもしれませんが、初打ちで運良く2400枚を取ってATを完走できたんです。ゲーム性も楽しいし、個人的にはすごく好きです。でも、6号機だから仕方ないんでしょうけど、5号機時代のような“どこまで出るんだろう”みたいなワクワク感はあまりないですね」

 同じく都内に住む会社員・室田さん(30代男性)は、あまりいい印象を抱かなかったようだ。

「AT中は液晶演出が派手で、サウンドもかなりうるさいんですけど、だからといって出玉がものすごく増えるわけではない。ビカビカ光ってギャンギャン鳴ってるのに、ATが終わったら300枚くらいしか取れていないなんていう感じで、ちょっと肩透かし感がありました。出玉性能を高められない代わりに、演出でごまかされているような感覚です」

 ちなみにSNS上の反応を見ると、〈アネモネの56ツモったけど面白くない〉、〈アネモネATは楽しい 通常時は割と辛い〉、〈アネモネ最高に面白いんだけど、ATバカ楽しい〉など、やはり賛否両論になっている。前出・藤井氏はこう話す。

「エウレカシリーズ自体の人気が高いこともあり、今回の『パチスロANEMONE』については6号機の中では高く評価されているようです。しかしながら、6.2号機になって出玉性能が大幅に変わったかというとそうではなく、単純にゲーム性が好評なのだと思います。

 ただ、ユーザー心理として、2400枚を取りきらずに終わってしまうということが大きな安心材料になっているのは間違いないはず。とりあえず“完走して2400枚を取る”ことがユーザーにとっての目標になっていて、それを達成したときの充実感があるというのも大きいと思います。6.2号機では、“いかにして完走させるか”というゲーム性が軸になっていくような気もします」

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