ファミマのSPAMむすびはインパクト大
ファミリーマートでは、まさにSPAMを使った『SPAMむすび』(248円)が販売されている。カロリーは395kcal、重さは177gだった。ごはんの間にSPAMと玉子焼き、さらにツナマヨネーズを挟み、のりで巻いている。とにかく大きくてごはんからSPAMと玉子焼きがはみ出ており、見た目のインパクトも大きい。
「おむすびというよりは、ちょっとしたミニ弁当くらいのボリューム感があります。SPAMも大きいし、ごはんも多め。これひとつでそれなりにお腹がいっぱいになります」
強烈な見た目とは裏腹に、味のほうは意外とシンプルだ。
「ごはんはふつうの白ごはんで、玉子焼きもシンプルな味付け。ツナマヨネーズがSPAMと玉子焼きに間に挟まっていますが、量が多いわけではないので、そこまで強く主張はしていません。全体的に“おとなしめ”な印象の味です」
コンビニ3社の“ポークソーセージおむすび”を食べ比べた記者Aは、このように総括する。
「どの商品も、ポークソーセージの脂っぽさなどはあまり感じられず、意外と食べやすい。そのなかでは、ローソンの『温めて食べる! 直火焼粗挽きポークソーセージマヨネーズおにぎり』がいちばん味の主張が強く、クセになりそうな感じです。セブンとファミマについては、もうちょっと濃いめの味付けが好きな人もいるかもしれません。
ボリューム感は、セブンとローソンは重さも価格も同じということもあり、まさに互角ですね。ファミマの『SPAMむすび』はボリュームでは圧勝ですが、その分値段も高い。味付けがシンプルなので、ちょっと飽きてしまうかな……という気もします」
沖縄で生まれ、日本全国に広まった“ポークソーセージおむすび”。コンビニの隠れた人気商品として、今後も愛されていきそうだ。