ストレスをため込んでパンクする人には特徴があるという。
「責任感が強く、周りに相談するのが苦手で問題を抱え込んでしまうタイプの人です。それは『やさしさ』と表裏一体とも言えます。本来、同僚や上司がケアすべきですが、たとえ気づいていても、人手不足で適切な処置ができません。当人は救いの手がないまま致命的な状況に追い込まれ、最終的に仕事を辞めるか、うつで働けなくなる事例が目立ちます」
過剰労働やハラスメントなど、どんな職場環境でも改善できる可能性がある。悩んでいる人は弁護士の無料相談や労働組合などに相談してほしい。すべての人が働くことと生きることを楽しめる世の中になるよう祈るばかりだ。
※女性セブン2022年1月20・27日号