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【ドル円週間見通し】伸び悩みか、1ドル=116円台でドル売り増える可能性も

・1月10日-14日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(日)11月経常収支 12日(水)午前8時50分発表予定
・予想は、+5850億円
 参考となる10月実績は+1兆1801億円。第一次所得収支は+1兆7803億円と高水準の黒字を維持したが、原油高の影響で輸入額が増加したことから、経常黒字額は縮小。11月については原油高が続いていることや、輸出は伸び悩んでいることから、黒字幅はさらに縮小する見込み。

○(米)12月CPI 12日(水)午後10時30分発表予定
・予想は、前年比+5.4%
 参考となる11月実績は前年比+4.9%。中古車、住居費の上昇が目立った。こうした状況は12月も変わらないと予想されており、物価上昇率は前年比5%超となる可能性が高い。

○(米)12月小売売上高 14日(金)午後10時30分発表予定
・予想は、前月比-0.1%
 参考となる11月実績は前月比+0.3%。衣料品の売上高が減少し、食品・飲料は増加。12月については、新型コロナウイルス感染の再拡大やインフレ高進が個人消費を抑制したとみられており、前月比マイナスとなる可能性がある。

○(米)12月鉱工業生産 14日(金)午後11時15分発表予定
・予想は、前月比+0.3%
 参考となる11月実績は前月比+0.5%。製造業の増加が目立った。供給制約は緩和されつつあるようだ。12月もこの傾向は変わらないとみられており、製造業と鉱業の増加が予想されることから、前月比プラスとなる見込み。

○その他の主な経済指標の発表予定
・10日(月):(欧)11月失業率
・11日(火):(豪)11月貿易収支、(豪)11月小売売上高
・12日(水):(日)11月経常収支
・13日(木):(米)12月生産者物価指数
・14日(金):(中)12月貿易収支、(米)1月ミシガン大学消費者信頼感速報値

【予想レンジ】
・114円50銭-117円00銭

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