2月2日から販売開始の「バレンタインジャンボ」（宝くじ公式サイトより）
今年最初のジャンボ宝くじとなる「バレンタインジャンボ」が、2月2日から3月4日まで、1枚300円で2種類同時に全国の宝くじ売り場で発売される。なお、宝くじ公式サイトではすでに予約購入を受付中だ。
1等と前後賞を合わせた賞金は、「バレンタインジャンボ宝くじ」が3億円、「バレンタインジャンボミニ」が3000万円となっている。大晦日に抽せんされた「年末ジャンボ宝くじ」の賞金10億円に比べると、バレンタインジャンボの3億円や3000万円という金額は少なく感じてしまうかもしれないが、それを補っているのが中間賞金の充実だ。
例えば「バレンタインジャンボミニ」の5万円以上の当せん本数は、1000万本中2115本。「年末ジャンボミニ」は1000万本中2012本だったので、その当せん確率は5％アップしている。さらに100万円以上の当せん本数は「バレンタインジャンボミニ」が1000万本中115本、「年末ジャンボミニ」が1000万本中12本で、こちらは約10倍も当たりやすくなっている。
日本宝くじ協会の発表による令和3年度の「宝くじ統計調査」で、ジャンボミニの要望として最も多かったのが「中間当せん金を拡充する」というものだったことが影響しているのかもしれない。ちなみに、次に多かった要望が「特別賞を拡充する」なので、魅力的な特別賞が設定された宝くじの登場にも期待したい。
