多様な働き方があるとはいえ、子供がいる女性が働くのは、まだまだ楽ではない。副業に詳しいファイナンシャルプランナーの飯田道子さんが言う。
「女性の間で最ももめやすいのが、『子供が急に熱を出したから早退させてくれ』というパターン。仕方ないとわかっている上で、みんな家庭がありながらも働いているので、トラブルの火種になる。小さい子供がいる人は、最初から『お子さんの急病にも対応します』とうたっている会社の仕事を探した方がいいでしょう。
ちなみに、『孫の面倒を見ないといけないから、休ませてほしい』と言う人がいるそうですが、これはタブー。女性同士だと、“そんなことはみんなやってきた! やりくりしてナンボ!”と憤る人も少なくありません」(飯田さん・以下同)
過去に副業を始めたものの失敗してきた人は、そもそもの探し方を間違えている可能性もある。
「50代以上になると、『求人がない』と言う人がとても多いのですが、たとえば『しゅふJOB』という主婦向けの求人情報サイトもあります。ここなら、家庭の事情で休んでもOKの求人も見つけやすいし、50、60代以上のお仕事特集などもある。
テレビCMでよく目にする大手求人サイトは、若い世代をターゲットにしていることが多いので、自分に合った求人サイトを調べることが大切です」