コロナ禍でリモートワークも普及し、働き方が大きく変化している。そして働き方が変わるとともに、空いた時間で副業をする人も増えているという。では、最近はどんな副業が人気なのだろうか。
在宅ワーク、内職を支援するサイト『Crarepo(クラレポ)』によると、人気の副業1位は「WEBライター」だという。
WEBライターと一口に言っても、そのジャンルは無限にあるが、最も稼げる可能性があるのは「ブログ」だとカリスマブロガーのきぐちさんは言う。現在、「副業クエスト100 お金を稼ぐための100の方法」というブログを運営し、月300万円以上の収入を得ているきぐちさんがブログを開始したのは17年前だ。
「開始当初の数年間は、収入がほぼゼロでした。ですが、4~5年を過ぎた頃からアクセス数が増えて、閲覧者がブログ内広告から登録・購入した際に収入になるアフィリエイト(成果報酬型の広告)により月30万円を超えるようになりました。アクセス数を伸ばすための専門的なテクニックなどもありますが、稼げるようになるには最低でも1年間は必要です。実際に、ブログを2年以上続けた人は全体の5%程度で、95%以上は稼げるようになる前に脱落しています」(きぐちさん・以下同)
ブロガーになるためのハードルは高いが、目のつけどころによっては一攫千金も狙える。
「たとえば、『ツムツム』というスマホゲームがありますが、ツムツムの攻略サイトでいちばん読まれているブロガーの人は、1年で3億6000万円稼いだと聞きました。なぜこんなに稼げたかというと、その頃、ツムツムの攻略サイトが需要に対して少なかったため、読む人の数が集中したからです」
柔軟な視点も成功の秘訣だ。きぐちさんは、一度も配達をしたことがないが、“ウーバーイーツ”で毎月30万円稼いでいるという。
「ウーバーイーツの配送範囲を解説する記事や、配達員になるための登録方法をブログ記事で書き、配達員になる人に読んでもらって、ウーバーイーツのサイトへ誘導することで広告収入を得ています」