最後に、最も陥りがちな節約の間違いは「目標なくお金を貯めようとすること」だという。
「お金は、使わなければただの紙と金属です。“将来が何となく不安だから”“ただお金持ちになりたいから”というぼんやりした理由ではなく、“3年後、コロナが落ち着いたら家族旅行に行く”“高級老人ホームの入居資金にする”など、明確な目標がなければ節約も続きません。もし、目的なく貯め込んだお金を残して亡くなってしまったら、そのお金は遺産相続争いの火種をつくり出すだけです」
ただがむしゃらにがまんして貯めるのではなく、ムダなくお金を使えば、自然と貯まるはずだ。
※女性セブン2022年2月10日号