「こちらは4つにちぎって食べるタイプで、大きさ的にはローソンの1.3倍くらい。常温でのパンのふんわり感はローソンに比べるとそうでもなく、むしろ少し硬さを感じました。マーガリンは同様になめらかですが、シュガーの“ジャリジャリ感”が強めです。
食べた時の印象としては、ローソンもファミマもほとんど同じです。ちなみに、電子レンジで温めて食べたところ、ファミマの方もパンのふわふわ感が出て、マーガリンも溶け、まったく違いがわからなくなりました」
ファミマはコスパが“良すぎる”
味も見た目もそこまで変わらないのであれば、安くて大きいファミマの『ちぎれるシュガーマーガリンのパン(国産バター入りマーガリン使用)』のほうがコスパが良いということになるが、前出・小浦氏はこう話す。
「実はともに山崎製パンの製品ということもあり、味に大きな違いはないと思います。ただ、ローソンは、糖質カットを打ち出すなど、素材の部分の違いが価格の差となっているのでしょう。 単純にコスパだけで比べれば、安くて量が多いファミマの商品が上。コスパが“良すぎる”と言えるレベルかもしれません。でも、1回で全部を食べ切るには大きいと感じる人もいるでしょうし、糖質カットが魅力という人はローソンの商品に惹かれるでしょう」
ガッツリ量を楽しみたい人はファミマ、シュガーマーガリンを食べたいけど少しヘルシーさも求めたいという人はローソン、とそれぞれの良さがある。いずれにしても、どちらもコスパが良いのは間違いなさそうだ。