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【ドル円週間見通し】ウクライナ情勢に左右 米インフレ動向にも注意

・2月21日-25日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(欧)ユーロ圏2月IHSマークイット製造業PMI 21日(火)午後6時発表予定
・予想は58.6
 参考となる1月実績は58.7。ユーロ圏の製造業はまずまず堅調。受注は4カ月連続で改善している。ただし、イタリア、スペイン、ギリシャは減速していることから、2月については1月実績を下回る可能性がある。

○(米)2月IHSマークイットサービス業PMI 22日(火)午後11時45分発表予定
・予想は53.0
 参考となる1月実績は51.2で市場予想を下回った。労働力不足が影響したようだ。ただ、各種サービスに対する需要はまずまず堅調であることから、2月については1月実績を上回る可能性がある。

○(米)10-12月期GDP改定値 24日(木)午後10時30分発表予定
・予想は、前期比年率+6.9%
 参考となる速報値は前期比年率+6.9%。個人消費や設備投資が回復していること、在庫投資がしっかりと伸びたことが要因。改定値については、上方修正が予想される項目が少ないことから、成長率は速報値と同水準となる可能性がある。

○(米)1月PCEコア価格指数 25日(金)午後10時30分発表予定
・予想は、前年比+5.2%
 参考となる12月実績は前年比+4.9%と1983年以来の高い伸びを記録した。物価上昇圧力が高い状態が続いている。供給制約の状態が続いており、1月の上昇率は12月実績を上回る可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・21日(月):(独)2月IHSマークイット製造業PMI、(英)2月IHSマークイット製造業PMI
・22日(火):(米)2月IHSマークイット製造業PMI、(米)2月CB消費者信頼感指数
・24日(木):(米)1月新築住宅販売件数
・25日(金):(米)1月耐久財受注

【予想レンジ】
・113円80銭-116円50銭

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