投資

103万円の壁を超えても大丈夫? 主婦のためのiDeCo活用術

 このケースの場合、夫の税金の増加分は2.5万円程度と、少しではあるが妻の節税分を上回る。とはいえ何より、月2万円を主婦が自分自身で将来のために備えられるのだから、検討の余地はあるのではないだろうか。

 iDeCoは運用中の利益も非課税なので、通常の銀行や証券口座で積み立てるよりも有利。

 ただし、世帯収入を重視するなら、まずは夫の枠でiDeCoに上限まで加入して税制優遇を受けたうえで、妻の加入を検討したほうが賢明だろう。

文■森田悦子(ファイナンシャルプランナー・ライター)

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