さて、こんな現金な回答も。
●元カレからのプレゼントだが、エルメスだから捨てられない。(37才・会社員)
●元カレからもらった靴。趣味ではなかったが、高価なので別れた後も数年保管。でも、ある日突然「いらないよね?」と思い、捨てることができた。(31才・公務員)
●20年前に離婚した夫からのミキモトの婚約指輪。使用せず査定に出して値上がりを待っている。(46才・会社員)
着る機会が少なくて高価な着物も悩みの種だ。
●母にすすめられ、呉服即売会で約45万円の帯を購入。結局、締めたのは一度だけですが、ATMにお金を下ろしに走ったことが忘れられません。忘れたい思い出ですが、捨てることができない……。(33才・主婦)
●独身のときに購入した着物(30万円)を査定に出したら、買い取り額は1万円。差額に落胆し、手放せずにいます。(40才・主婦)
思い出が詰まった衣類も大切な宝物だ。
●もう一生はかないミニスカートですが、それを着ていた頃の恋愛の思い出が残っているのです。(33才・主婦)
●祖母の形見のフォーマルコート。大阪大空襲で自宅が焼けたときも無事だったものと聞いて、捨てられず。そこで、毛皮を足してリメークしました。(49才・自営業)
●亡き父がお土産で買ってきたピンクのシャツ。お土産などめったに買わない父だったので、着ていないが大切にしている。(36才・会社員)
●親が買ってくれた衣類。私のために選んでくれたと思うと捨てられない。(34才・主婦)
「私も、母に買ってもらった服は、1着に絞って大切に持っています」(中山さん)
【プロフィール】
長谷由美子さん/整理収納アドバイザー、インテリアアドバイザー。https://www.foryourlife.site/
中山真由美さん/整理収納アドバイザー、お部屋と心のカウンセラー。https://rittastanza.com/
藤岡聖子さん/片づけ波動セラピスト、整理収納アドバイザー、風水カウンセラー。https://seirist.jp
取材・文/佐藤有栄
※女性セブン2022年3月10日号