ライフ

思い出の詰まった写真や手紙 「捨てられないもの」と幸せに付き合う方法

私たちが「捨てられないもの」ランキング(『女性セブン』会員サイト2997人にアンケート)

私たちが「捨てられないもの」ランキング(『女性セブン』会員サイト2997人にアンケート)

 人形類の中でも、ひな人形の保有率が高かった。

●飾る期間が短いのに場所を取る。(45才・パート)
●祖父母の愛情がこもっているので捨てるに忍びない。(49才・会社員)
●人に譲ろうとしたときに突然、謎の頭痛に襲われ、怖くなって譲るのをやめた。(50才・会社員)
●家族に買ってもらったり、お土産でもらったりした人形は、捨てたら呪われそうで怖いです。(51才・パート)

 捨てずに手放す方法もある。

●結婚した娘のひな人形を鳥取県の日野町に送りました。第二の人生を、全国から集まったおひなさまと楽しく過ごしているようです。(56才・会社員)

「私自身のひな人形も施設に寄付しました。そのほか、人形供養をしてくれる寺社もありますよ」(藤岡さん)

捨てられないものと、幸せにつきあうには?

 部屋と心の関連性を追求する空間心理カウンセラーの伊藤勇司さんはこう話す。

「いい感情で過ごすと物事も好転し、人生の質が上がります。コツは、『将来の自分はどうありたいか』と未来志向になること。ものを捨てられない人の心理傾向はその逆で、過去思考の場合が多いんです。

 人は、“もの”ではなく、それにまつわる感情や体験に執着します。そのため、思い出の品を見ると瞬時に過去に引き戻され、過去の思考を踏襲しやすくなる。それが負の感情なら、その部屋に入るたび、ネガティブ思考に陥ることに。捨てられない人に『いま好きなものはなんですか?』とポジティブな質問をすると、なかなか出てこないことが多いのです」(伊藤さん・以下同)。

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。