南さん「『夫婦で共働きなんてたいへーん! 私なんか毎日シッターに次女を預けてるのに!』って大声で絡まれて、旦那の職業聞かれて」
國子さん「やたら、シッターが外国人だってのをアピールしてきますよね」
桜子さん「うちも週2でハウスキーパーさん呼んでるけど、うちも外国人よ。わざわざ外国人っていう必要あるのかな?」
國子さん「港区あたりだと当たり前だけど、愛子さんって神奈川でしょ? だから珍しいんじゃないかな?」
南さん「たしかに、それは大いにありそう(笑)」
國子さん「よく愛子さんから家の広さの話しされるけど、土地の値段が違うもんね」
南さん「うちは中古マンションが限界だけど、桜子さんは一戸建てですよね? すごすぎる」
國子さん「都心に一戸建て建てられる桜子さんちの経済力、本当にすごいですね」
南さん「そういう國子さんちも広いよ。あんなマンション手が届かないもの」
そんなふうにお互いを持ち上げながら、愛子さんのマウントの悪口を言い盛り上がったそうです。3人で楽しくランチを終えた南さん。
どう答えるのが正解だったのか
しかし翌週、南さんは娘からの一言にショックを受けました。
「ママ、うちはパパとママが2人とも働いてても、小さいお家でかわいそうなんだね。やだな」
「どういうこと?」
「かえちゃんママがね、かえちゃんに『うちのパパは社長だから偉くて、広いおうちに住めるからありがとうってパパに言おうね』って言ったんだって。それで、ちーちゃんも『私もありがとうってパパに言う』って。ちーちゃんとかえちゃんが、私のうちは大きくないからかわいそうだって。うちもちーちゃんみたいに、一戸建ての広いおうちがいいなあ。ちーちゃんの家には、おうちの中にブランコあるんだって」
かえちゃんのお母さんは120平米以上の部屋に住む國子さん、そしてちーちゃんのお母さんはアルファードで一戸建ての桜子さんです。あんなにフレンドリーに愛子さんのマウントについて話していたけれど、実は「うちの方が広い」って思いながら話していたのかと悟った南さん。ママ友を信用できなくなったそうですが、一方で、娘の「一戸建てがいい」という希望にどう答えるべきか、迷ったそうです。