月12万円を30日で分けると1日4000円だが、7日分の2万8000円で1週間をやりくりすれば、いまの自分の収入に見合った消費が身につく、いいトレーニングになる。
こうした収支を「見える化」するには、自分にとって使い勝手のいい家計簿を相棒にするのが有効だ。
「ぼくは『マネーツリー』というアプリで管理していますが、アナログ派であれば『家計ノート』のようなノート式が使いやすい。また、デジタル派の場合は、別表にある家計簿アプリを使う手もある。家計簿アプリは、口座連携で預金残高などお金の流れも見えやすいのが魅力的です」
(第2回につづく)
【プロフィール】
さんきゅう倉田/2008年、東京国税局に入局。2010年、NSC東京校に入学。現在は、ポッドキャスト『さんきゅう倉田のYEN貯めラジオ』などで活躍中。著書に『お金持ち 貧困芸人 両方見たから正解がわかる! 元国税職員のお笑い芸人がこっそり教える 世界一やさしいお金の貯め方 増やし方 たった22の黄金ルール』(東洋経済新報社)などがある。
取材・文/北武司
※女性セブン2022年4月28日号