日本に来たくても来られない人が多いいま、以前から人気の高かった日本のアニメや特撮のグッズが高値で売れる傾向にある。また、昔懐かしいラジカセやレコード、スーパーファミコンなどの「昭和レトロ」なものも注目度が高まっており、昭和の特撮フィギュアなどが数十万~数百万円で取引されることもある。
飯田さんは、日本のものは海外で、海外のものは日本で高値がつくと話す。
「以前韓国で買った韓国語の試験問題集をヤフオク!に出品したら、ほぼ購入時と同じ値段で売れたことがあります。やはり、現地でしか買えないものは価値が高い。例えば、スターバックスは世界中にありますが、季節限定、地域限定のものは希少。日本では毎年春になると売り出す桜模様のカップやタンブラーなどは海外に向けて出品すると人気を集めます」(飯田さん)
手持ち無沙汰な時間や、自分にとっては不要なものなど、いまや何でも売り物になる時代のようだ。
※女性セブン2022年5月5日号