登録前には、サイトに支払う手数料や登録料などの確認も忘れないようにしたい。そして、登録するプロフィールにもひと工夫を。
「“何年間その趣味や習いごとを続けてきたか”“家族や友人など第三者からの評価”を書くことで、強みが伝わりやすくなります。また、主婦歴が長い人が“家事・育児専門ライター”と名乗るなど、“需要の高いスキルと自分の強みを組み合わせること”を意識するといいでしょう」(土谷さん)
たとえば、主婦におすすめの副業サイトの1つが「しゅふJOB」。副業に詳しいファイナンシャルプランナーの飯田道子さんが言う。
「収入も扶養控除の範囲内に収まる仕事がほとんどで、主婦にやさしい求人が多い。副業をする際は、夫の勤め先の配偶者手当などの制度を調べて、いくらまで稼いでも問題ないかなど事前に確認して、損のないようにしてください」
ある主婦は、子供に「ママの字、好き」と言われたことをきっかけにファンレターの代筆を始め、副業として継続的な利益を出しているという。
「自分の好きなこと、やらずにはいられないことを副業にするのがいちばん稼ぎやすい。儲かる副業を探すのではなく、楽しく続けられる副業を探すことで、結果的に大きな利益につながります」(土谷さん)
自分の“売り”は何か──それに気づけるかどうかが、成功の分かれ道だ。
※女性セブン2022年5月5日号