【住宅ローンの借り換え】金利差額が0.3%以上なら借り換える価値あり
「残額が1000万円、ローンが10年以上ある場合は検討するのがおすすめ。借り換え手数料が100万円程度かかるので、以前は金利差が1%以上ないと損するとされましたが、いまは手数料も安くなってきたので、金利差0.3%でも検討する価値はあります」
編集部で試算したところ、3000万円をフラット35で12年間返済した借入金を、フラット20に乗り換えた場合、借り換えの諸経費を差し引いても月額約3000円の節約に。
【電力・ガスの乗り換え】電力もガスも乗り換え可能。セットプランだと管理が便利に
「電力とガスの小売りが自由化して以降、契約後の数か月は基本料無料、ポイントで支払い可能など、お得なプランを提案する会社が増えています」
ガスと電気を1社にまとめると家計が管理しやすい利点も。
●電気会社を東京電力から東京ガスに乗り換えた場合
年:約11万9500円
都内利用可能エリアで小学生以上の子供2人、共働き夫婦の4人家族の場合。オール電化・ガス床暖房なし、口座振替。スタンダードSプラン、15Aで試算。
↓
年:約11万3000円
電気暖房、ガス給湯の賃貸住宅に住む同上の家族がガスを「ずっともガス」、電気を「ずっとも電気」にした場合。新規申し込みは3か月基本料無料。
●プロパンガスの場合
プロパンガスは、自由料金設定のため、業者選びが節約のカギに。プロパンガス消費者生活センターによると、平均価格は562円、適正価格は280円。適正価格の会社に乗り換えれば、使用料20立方メートルで1か月約6200円、年間約7万4400円お得。