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【第9回】もう一度FXでリベンジ! 種銭は差し押さえを免れた”ヒミツのお金” | 突然マルサがやってきた!

 さすがに全額を納税すると会社がつぶれてしまうので、3000万円でカンベンしてもらいましたが。僕のもとには返済義務だけが残り、毎月60万円ずつコツコツ支払っています。

 それでも、これで本税が一気に3000万円も減ったのですから、ありがたいです。本税の年利は14.6%も取られるのに対し、この公的融資の年利はわずか1.3%。

 思わぬところで低金利ローンへの借り換えができた気分です。おかげで400万円ほどトクした計算になります。

■突然ですが、車上荒らしに現金300万円持っていかれました!

 でも、いいことばかりは続かないものです。

 先日、ファミレスで食事をしている間に、車上荒らしの被害に遭ってしまいました。車に積んでおいた現金300万円が、そっくり持っていかれてしまったのです。

 どうしてそんな現金を持っていたかというと、金属リサイクルの業界は現金主義が原則。買い付けも仕入れもすべて、その場でキャッシュのやりとりをするのが基本なのです。

 その日もたまたま、お客さんがアルミか何かを引き取って、支払いをしていった直後で、受け取った現金をそのまま持っていたのです。いつものように、

「ファミレスでメシ食ってま~す」

 とケータイからブログにアップしたところ、たまたますぐ近くにいた友人がそれを見て会いに来てくれたのですが、駐車場でフロントガラスを割られている僕の車を見て仰天し、知らせてくれたのです。

 何も知らずにメシを食っていた僕はあわてて駐車場に向かいましたが、時すでに遅し。助手席に置いておいた現金はカバンごとなくなっていました。

 なけなしの運転資金が……。泣くに泣けないとはこのことです。

 一応、防犯カメラの近くに車を停めてはいたのですが、なんとその店は近々閉店することが決まっていて、そのときにはもう、防犯カメラは回っていなかったのです(涙)。

 おまけに見たところほかの車に被害はなさそう。まるで僕の車に金があることを知ってて狙われたかのような犯行で、なんだか気持ちが悪い。プロの車上荒らしはそういうのを見抜くのでしょうか。怖いです。

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