とはいえ、これまで「ポスト永守」と目された候補はみな退社してしまった。関氏の“再登板”は本当にあるのか。
「総会で関さんは『逃げないでやっていく』と話しており、腹を括ったのでしょう。車の“仮免”だって半年、業績次第では予想より早くCEOに復帰するかもしれません。ただ、永守さんはすでにソニーや三菱商事の元重役を招き入れています。関さんも“仮免期間”が長引けば逃げ出し、結局また同じことが繰り返されるのではないかと懸念されます」(福田氏)
61歳にして“見習い”は傍目にはつらそうに見えるが、復活はあるか。
※週刊ポスト2022年7月8・15日号