“まぜそば”的な感覚で楽しめるローソンのぶっかけそば
続いて、ローソンの『大盛 ぶっかけそば』を実食した。価格は462円。カロリーは577kcal。麺の重さは332gで、セブン-イレブンよりもちょっと多め。具材は、天かす、刻みネギ、わさび。麺、つゆ、具材を合わせた重量は、466gだった。
「こちらも相当なボリュームで、つゆもあっさり系。油揚げが入っていない分、かなりシンプルな“ぶっかけそば”です。また、セブン−イレブン同様、麺の量に対するつゆは少なめだと感じました」
“ぶっかけそば”という商品名だが、“まぜそば”に近い雰囲気もあった。
「つゆの量が、中華麺で作る、いわゆる”まぜそば”くらい。だからこそ、よく混ぜることで食べやすくもなるし、麺全体につゆが行き渡っておいしくなる。ただ具材が少ないので、混ぜきったあとの見た目はちょっと寂しさもあります。わかめとか、刻んだきゅうりなどいろいろな具材を加えたアレンジを試してみると、より一層おいしく楽しめそうです」
ローソン『大盛 ぶっかけそば』
価格:462円
カロリー:577kcal
麺の重量:332g
具材:天かす、刻みネギ、わさび
麺、つゆ、具材を合わせた重量:466g
麺1gあたりの価格:1.39円
コスパがいいのはどっち?
この2つの商品のボリューム感と“コスパ”はどうなのか。前出・小浦氏が分析する。
「麺の重量ではローソンが20gほど多いのですが、セブン−イレブンのほうには油揚げが入っていることもあり、全体の重量はほぼ互角。麺1gあたりの価格で比較すると、セブン−イレブンが1.41円で、ローソンが1.39円なので、ローソンのほうがコスパはいいと言えるでしょう。
とはいえ、やはりセブン−イレブンのほうに油揚げが入っているという点は、大きなメリット。また、全体の重量はそこまで変わらないのに、価格もセブン−イレブンのほうが安く、その点ではセブン−イレブンのほうがコスパがいいと言えるかもしれません」
食欲がわかない時にもってこいのコンビニの“大盛そば”。上手に選んで、夏を乗り切りたい。