フリマアプリを使って不用品を処分する人が増えている。使いたいとは思っていても、やり方がわからず躊躇している人もいるかもしれない。そこで、日本テレビ系バラエティー番組『それって!?実際どうなの課』の「スマホで家の不用品を売る」コーナーを担当する緑川静香さんに、フリマアプリ出品までの手順とそのコツを教えてもらった。
値付けのコツを知って梱包は手早く丁寧に
いざ出品する際はアプリを入手し、後述する手順を踏めばネットフリマデビューができる。ただ実際にやってみると、値付けのところで本誌・女性セブンの記者は悩み、つまずいてしまった。
「私の場合、メルカリで出品アイテムと同じか類似の商品を検索し、『絞り込み』機能で『販売状況 売り切れ』のみの一覧を表示。そこで実際にいくらで売れたかをざっとチェックします。『出品中』の品物はまだ売れたわけではないので、迷ったら『SOLD(売り切れ)』の値段を参考にするのがコツです」(緑川さん・以下同)
さらに売れた場合の梱包・発送作業も重要。評価にはね返るからだ。
「テレビ番組でも迅速かつ丁寧な梱包・発送を心がけています。なかなかピッタリの箱がない場合はカッターで箱を切ってサイズを調整。衣類の場合は紙袋に入れて送るのもいいですね。運送中の破損や水濡れ防止に、ビニール袋やエアキャップに入れて送るのが親切ですよね」
緑川さんは出品時のプロフィールに「迅速・丁寧に。アルコール消毒もします」などと梱包への配慮も明記。この心配りが重要なのだ。
アプリ入手~出品までの手順
メルカリのアプリ入手から出品までの手順と、出品時に押さえておきたいポイントを以下に解説する。
【1】アプリをインストール
フリマアプリを使うには、スマホにアプリをインストールする必要がある。メルカリを例にすると、“メルカリ”と検索窓で検索し、アプリをインストールしよう。
【2】プロフィールを作成
最初の会員登録時にまずプロフィールを入力。出品理由や過去の販売経験や評価、対応できる曜日や時間帯を記載すると安心感につながる。梱包の仕方も明記すると◎。
【3】出品できる物を探す
偽ブランド品や開封済み食品、使用済み下着、医薬品や医療機器などの出品はNG。コスメは開封半年以内、未開封は3年以内。服は最後に着た日から1年以内(アウター3年以内)、家具や雑貨も劣化状態を確認してから出品すると、売れやすくトラブルも少なくなる。