コロナ禍で休養時間が減っている?
7つの休養モデルは、“疲れたな”と感じた時点で、こまめに取るといい。
「充電がゼロになって補充するのでは、なかなかフル充電できないことは先ほど説明した通りです。一日の中で休養を取ることを意識しましょう」
コロナ禍は、リモートワークで満員電車や人混みなどの、疲労につながるストレスは減った半面、休養も減ったとか……。
「確かに、疲労によるストレスは減ったともいえますが、実は、打ち合わせ先への移動時間でオン・オフの切り替えができ、それが休養になっていたはずなんです」
コロナ禍で外出が減ったという人は、意識的に転換、運動タイプの休養を取り入れるのがよさそうだ。
(第4回につづく。第1回から読む)
【プロフィール】
片野秀樹さん/日本リカバリー協会代表理事、理化学研究所客員研究員。「攻めの休養」の重要性について啓発・教育活動を実践。編著に『休養学基礎 疲労を防ぐ!健康指導に活かす』(メディカ出版)がある。
取材・文/佐藤有栄
※女性セブン2022年8月11日号