体形のコンプレックスをカバーする選び方
■ぽっちゃり体形
「大きすぎるサイズを選ぶよりも『Iライン』を意識し、縦長シルエットで体形カバーを。ロングのジレ(ベスト)やカーディガンなど長い羽織り物は縦長シルエットが作りやすい。斜めがけのバッグやロングのネックレスなどの小物を使うのも手軽です」(里村さん・以下同)
■お尻が大きい
「最近は、ロング丈のスカートが流行りなので、ふくらはぎが半分ほど隠れるミモレ丈か、ぐっと長いくるぶしまであるマキシ丈がおすすめです。中途半端な長さを選ぶと、ふくらはぎが強調されて足が太く見えるので要注意」
■二の腕が太い
「袖はフレンチスリーブなどの中途半端な長さが最も腕が太く見えます。袖なしで太めのバングルをつけるか、長袖をめくって手首を強調すると、二の腕が目立ちません。最近人気の袖にボリュームのあるデザインは、年代的に敬遠するかたもいますが、意外と腕の太さを隠してくれますよ」
■足がO脚
「スカートなら、ミモレ丈かマキシ丈で隠してしまいましょう。ミモレ丈の場合は、フラットシューズよりも3cmくらいヒールのあるものを合わせると、よりカバーできます。パンツならスリムタイプは避けて、余裕があるテーパード(太ももから裾にかけて細くなっているパンツ)やワイドタイプを選んで」
【プロフィール】
ファッションアドバイザー・里村素子さん/1979年生まれ。大学卒業後、エルメスジャポンに入社し、店舗での接客等を経験。現在はファッションサブスク『エアークローゼット』にて、パーソナルスタイリングを担当しつつ、ファッション関連などのコラムの執筆も行う。
取材・文/苗代みほ イラスト/サヲリブラウン
※女性セブン2022年9月8日号