安蔵氏はテレビの構造的問題を指摘する。
「薄型化が進み、音を下や背面方向に出して壁に反射させることしかできなくなった。音が前にでませんから、これが聞こえづらさにつながります。『ミライスピーカー』や『みみもとくん』の大ヒットは必然といえるでしょう」
日本は世界有数の超高齢社会で、高齢者ニーズにおいては世界の最先端を走る。
「この分野をターゲットにした製品は今後も次々に投入されるでしょう。日本にとっては世界をリードするチャンスだと思います」(安蔵氏)
耳元革命で悠々自適なひとときを。
※週刊ポスト2022年10月7・14日号