ジェンダーレスメイクにもぴったり
スワイメイクがきっかけでタイのコスメを購入したというBさん(20歳)は、こう語る。
「最先端なものが好きなので、韓国の“オルチャン”メイク、中国の“チャイボーグ”メイクと全部チェックして、いまはTikTokで知ったタイメイクに行き着いた感じですね。タイのブランドで『SO GLAM』というリップが有名なコスメブランドがありますが、アジア各国で話題で、ようやく日本にも上陸したのでネットでも購入できるようになりました。
このほか、ポケモンやディズニーなどとコラボをして話題をよんできた『Cathy Doll』というタイコスメのブランドや、“爆売れコスメ”として有名な『Baby Bright』というタイのブランドもネットで購入できるようになりました」(Bさん)
スワイメイクのどんなところに魅力を感じているのか。
「ナチュラルだけど意志が強そうな印象を作れるところです。ただのカワイイとか美人、という印象ではなくて、自己主張がしっかりできる女子というイメージですね。ラメなどでギラギラさせず、あくまでもセミマットで仕上げるので、ジェンダーレスメイクにもぴったり。美容やメイクに関心がある男性もスワイメイクを取り入れたら自然な感じになると思います」(Bさん)
2020年頃からじわじわと「タイ沼」という言葉も浸透している。ドラマやBLなどを中心に、タイのエンタメにハマる女性が急増するなか、タイのメイクが新たなトレンドとして注目されているようだ。(了)