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「思い出のモノは捨てなくていい」ランドセルやジュエリー等をリメークで生まれ変わらせる職人たち

「ジュエリー工房 夢仕立」では、立て爪のダイヤモンドリングを好みに合わせてリフォームする

「ジュエリー工房 夢仕立」では、立て爪のダイヤモンドリングを好みに合わせてリフォームする

「ジュエリー工房 夢仕立」リフォーム後のリング

「ジュエリー工房 夢仕立」リフォーム後のリング

 モノは記憶を呼び覚ます。ならば人生の終盤ほど、捨てるより残すべきではないか。精神科医の片田珠美さんがこう話す。

「人間は年齢を重ねるごとに活動量が減り、新しい思い出を作ることが難しくなります。特に60代以降に思い出の品々をすべて捨てて部屋が殺風景になったら、“自分の人生は空っぽだったのではないか”“苦労ばかりで無駄だったのか”と思い詰めるようになりかねない。歩んだ人生の証になる思い出の品を、ある程度は残しておいてほしいと思います」

 誰にでもかけがえのない思い出の品がある。そのモノが語る「物語」に耳を傾け、過ぎ去った日に思いをはせる時間も人生には必要なのだろう。

※女性セブン2022年10月20日号

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