これは2021年12月に終了したマイナポイント事業第1弾と同様となる。すでにカードを取得していても、第1弾の際にマイナポイントの申請をしていない人なら対象になる。
「そのうえでマイナンバーカードに健康保険証を登録すると7500円分、さらに給付金などの公金受取口座を登録すると7500円分を受け取れます。これらは買い物などが不要で自動的に付与されます。合計2万円のポイントとなるわけです」(同前)
申し込みは、ICカード読み取り機能搭載のスマホを使って自力で行なうのが最も簡単だ。
その場合、スマホに「マイナポイントアプリ」をダウンロードして手順に従って進めていく(別掲図)。スマホがなくてもパソコンがあるなら、ICカードリーダーを用意すれば同じ手順で手続きを行なえる。
カードリーダーがない場合などは、市区町村役場の窓口や郵便局、コンビニや携帯ショップなどに設けられた「マイナポイント手続スポット」で登録ができる。
ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢氏が指摘する。
「携帯ショップでのポイント申請のサポートは便利ですが、ドコモなら『d払い』など、自社のキャッシュレス決済サービスを勧められる可能性があります。どのサービスでポイントを受け取るかはとても重要で、よく考える必要がある。結局使わない、無駄になるのならせっかくマイナポイントを申請しても意味がありません」