【やってはいけないこと】故人の携帯電話の解約
家族が亡くなった時、できるだけ早く行なったほうがいいのが故人の定期契約物の解約だ。新聞や牛乳の宅配、健康食品などの定期購入、毎月の会費の引き落としなどは、不要になるので契約先に連絡して解約してもらう。
ただし、故人の携帯電話の契約は、すぐに打ち切らずにしばらく残しておいたほうがいいという。
「残された家族は、故人の友人や知人、親戚などいろんな方に訃報を連絡することになります。でも、関係者すべてを追い切れるわけではない。家族が面識はないけど故人と親しかった方が、人づてに亡くなったと聞いて、確認しようと故人の携帯に電話をかけてくることはとても多い。故人への弔意を受け取ることは遺族にとって大切なことですが、携帯を早く解約してしまうとせっかくの故人の知己からの連絡の道を絶ってしまうことになります」
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※週刊ポスト2022年11月11日号