ライフ

メダルのないパチスロ機「スマスロ」登場で“万枚報告”も多数 「お金を使っている感覚がない」の声も

スマスロ筐体のクレジット部分。ここに持ちメダルの枚数が表示される

スマスロ筐体のクレジット部分。ここに持ちメダルの枚数が表示される

「スマスロでも、1回の有利区間内での最大獲得枚数は6.5号機と同じく、差枚で2400枚です。しかしスマスロに関しては、最大獲得枚数に到達して有利区間が終了した後、次の有利区間に移行する際に、さらなる出玉を狙えるシステムを活かしやすいとされています。つまり、スマスロであれば、連続して2400枚以上を獲得し、一撃5000枚、一撃1万枚といった出玉の出現頻度が高まっているということ。こういった有利区間の壁を“貫通”する仕様は、6.5号機にもあったものですが、スマスロになってより強力になっていきそうです」

 またスマスロでは、過剰な出玉を抑制するための「コンプリート機能」が搭載されている。これは、その台の1日の差枚数が“プラス1万9000枚”に到達した時点で、台が自動的に停止するというものだ。なお、このコンプリート機能は6.5号機から搭載されている。

目標は“完走”から“コンプリート”へ

 では、実際にスマスロを打ったユーザーたちはどんな感想を抱いているのだろうか。藤井氏は「かなり盛り上がっている」と見ている。

「SNSなどを見ると、万枚超えを達成したという投稿も多いですし、コンプリートを達成したという報告もあります。6号機時代には数千枚の出玉を得るのも難しかったので、スマスロの出玉性能の高さを実感しているユーザーは多そう。6.5号機時代は、差枚2400枚獲得が“完走”と呼ばれ、ユーザーにとってはひとつの目標になっていましたが、スマスロ時代では“コンプリート”が大きな目標になるのではないでしょうか」

 しかし、景気のいい話ばかりではない。大きく勝つ人がいれば、当然大きく負ける人もいる。

「そもそも6号機は、5号機時代に比べて大負けしにくい仕様になっているのですが、スマスロに関しては、そうではなさそう。展開次第では1日に10万円くらい負けてしまうことも珍しくないようです。“万枚クラス”の出玉の可能性があるということは、その分大負けする可能性もあるということで、そのリスクを認識しておく必要があるでしょう」

 スマスロを打ちたくても打てないというユーザーも少なくないようだ。都内に住むパチスロファンのAさん(40代男性)は、こう話す。

「近所のホールは、4台しかスマスロが入っていなくて、導入初日に朝から並んだのですが、入場順の抽選で早い番号が引けず、打てないままでした。打っている人もなかなかやめないんですよ。早く設置台数が増えてほしいです」

関連キーワード

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。