家計

福袋、ふるさと納税、買い出し… 年末年始の「食材確保」お得なテクニック

12月のふるさと納税申込みで返礼品が増量されることも(イメージ)

12月のふるさと納税申込みで返礼品が増量されることも(イメージ)

 年末年始はどうしても出費が多くなる季節。どうすれば少しでも節約できるのだろうか。たとえば、福袋を買うのが楽しみだという人も多いだろう。しかし、福袋を買ったはいいが、中身が不要なものばかり……といったリスクがあるのも事実だ。

「福袋を買う習慣のない人にもおすすめなのが、食品関係の福袋です」と言うのは、ファイナンシャルプランナーの氏家祥美さん。

「もともとコーヒー好きなら、好きなお店の福袋を買えば、お得で節約にもなります。福袋の予約は11月から始まっており、人気のものはすぐに締め切りがきたり、年が明けてからほしくなっても買えないものもあります。食品以外でも、お気に入りのブランドのものなど、気になる福袋は予約の有無をチェックしましょう」(氏家さん)

『タリーズコーヒー』の「2023 HAPPY BAG」(バッグ入り、6600円)。オリジナルトートバッグ、コーヒー豆(粉)2袋、シングルサーブ4袋、コーヒーステンレスサーバー、ドリンクチケット8枚。店頭予約受付中。12月19日から店頭販売開始

『タリーズコーヒー』の「2023 HAPPY BAG」(バッグ入り、6600円)。オリジナルトートバッグ、コーヒー豆(粉)2袋、シングルサーブ4袋、コーヒーステンレスサーバー、ドリンクチケット8枚。店頭予約受付中。12月19日から店頭販売開始

『カフェ・ド・クリエ』の「福袋」(バッグ入り、2500円)。ドリンクチケット5枚、ドリップクラシックブレンド1箱、バウムクーヘン・塩キャラメルドーナツ・ベルギーチョコドーナツ・ワッフル・チョコチップクッキー各2個。店頭予約受付中

『カフェ・ド・クリエ』の「福袋」(バッグ入り、2500円)。ドリンクチケット5枚、ドリップクラシックブレンド1箱、バウムクーヘン・塩キャラメルドーナツ・ベルギーチョコドーナツ・ワッフル・チョコチップクッキー各2個。店頭予約受付中

ふるさと納税は普段遣いできるものを狙う

 ふるさと納税を節約に活かす方法も。ふるさと納税の寄付申し込みは、12月に駆け込み寄付が増える。主婦でマネー系webライターの三木千奈さんは言う。

「年末になると、その年の年収がわかります。そのため、確定申告の控除を受けるために、駆け込みでふるさと納税に寄付をしようと考え、12月に申し込みが殺到します」(三木さん・以下同)

 狙い目は、肉や海産物など普段使えるものや、小分けになって冷凍保存ができるものだ。

「自治体によっては駆け込みで寄付してもらおうと、『緊急支援品』といって、いつもより1.5倍ほど増量して返礼品を出すところがあります。私も食費の節約を兼ねて、ふるさと納税を利用しているのですが、12月にはこれを狙って申し込んでいます」

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