年末年始はどうしても出費が多くなる季節。どうすれば少しでも節約できるのだろうか。たとえば、福袋を買うのが楽しみだという人も多いだろう。しかし、福袋を買ったはいいが、中身が不要なものばかり……といったリスクがあるのも事実だ。
「福袋を買う習慣のない人にもおすすめなのが、食品関係の福袋です」と言うのは、ファイナンシャルプランナーの氏家祥美さん。
「もともとコーヒー好きなら、好きなお店の福袋を買えば、お得で節約にもなります。福袋の予約は11月から始まっており、人気のものはすぐに締め切りがきたり、年が明けてからほしくなっても買えないものもあります。食品以外でも、お気に入りのブランドのものなど、気になる福袋は予約の有無をチェックしましょう」(氏家さん)
ふるさと納税は普段遣いできるものを狙う
ふるさと納税を節約に活かす方法も。ふるさと納税の寄付申し込みは、12月に駆け込み寄付が増える。主婦でマネー系webライターの三木千奈さんは言う。
「年末になると、その年の年収がわかります。そのため、確定申告の控除を受けるために、駆け込みでふるさと納税に寄付をしようと考え、12月に申し込みが殺到します」(三木さん・以下同)
狙い目は、肉や海産物など普段使えるものや、小分けになって冷凍保存ができるものだ。
「自治体によっては駆け込みで寄付してもらおうと、『緊急支援品』といって、いつもより1.5倍ほど増量して返礼品を出すところがあります。私も食費の節約を兼ねて、ふるさと納税を利用しているのですが、12月にはこれを狙って申し込んでいます」