もし、中国人観光客がやってくるとなれば、各地の観光地がごった返すことは必至。需要増による宿泊料の上昇を考えると、どのタイミングで、どの観光地に行くのがベストなのかが気になるところだ。トラベルライターのSHIORIさんが言う。
「京都や北海道の札幌、ニセコのほか、大阪や東京、博多など、王道の観光地は中国人観光客がいない、いまのうちに行った方がいいでしょう」
橋賀さんによれば、年度末の2023年3月までがめどになると話す。
「富士山近郊の河口湖や箱根、栃木県の日光などは、日本人はもちろん外国人にも人気の観光地。しかも現状の全国旅行支援のような割引は今後ないかもしれません。いま、日本の観光地の多くは閑散期なので値段を安くしないと来ない時期でもある。暖かくなる春以降に各地の値段が上がるのはコロナ禍以前でもありましたし、全国旅行支援がいつまで続くかわかりません。となると年度末の3月までがチャンスではないでしょうか」
いまこそ「王道の観光地」や「高級ホテル」を楽しめるラストチャンスかもしれない。
※女性セブン2023年1月1日号