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離婚をめぐる調停や裁判 相手の不貞やDVを証明するためにできること

調停・裁判で認められる「離婚の条件」5

調停・裁判で認められる「離婚の条件」5

 夫婦ふたりに、友人などの第三者を入れたグループLINEをつくったり、日頃から親しい知人に相談しておくのもひとつの手。いずれも証拠能力は強くはないが、主張を裏づける材料としては役立つ。

 DVですら、転倒などではなく暴力によるけがだという証拠を提示する必要がある場合もある。“精神的な暴力”であるモラハラはなおのこと、立証が難しい。夫婦問題研究家の岡野あつこさんが言う。

「モラハラをされた方が“もう一緒にいられない。離婚したい”と主張しても、モラハラをした方は必ず“改めるから許してほしい”と言います。妻に離婚を突きつけられて初めて気づき、努力するから大丈夫、信じてくれ、と常套句を並べますが、改めるのは難しいでしょう」

 モラハラ夫の常套句になびいてしまうと「夫婦関係が破綻しているわけではない」ということになってしまうのだ。

※女性セブン2023年1月1日号

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