社員らが草刈りなどに入り、荒れた状態から整備したSUBARU里山スタジオ。苔や濡れて滑りやすい小道もあり、自然な走行シーンも撮影できる
広さは東京ドーム2個分で、敷地内には愛宕神社の祠などがあり、地域との共生も図りながら運営している野外スタジオ
藤井照久さんが地域イベントなどの開催場所として作った「Hangar eight(ハンガーエイト)」が試乗会の拠点。里山生活者たちとメディアとの交流の場となった
アルペン競技のスキー選手からヤマハでスキーの開発に携わり、その後、ホンダの頭脳と呼ばれる本田技術研究所に入ってコンピュータプログラムの開発やF1関連の業務に携わり、さらに独立してルノー関連の仕事を行う。長く放置されていた約6000坪の土地を取得して整備し、2016年に移住。ここを独立国「モナカ公国」と名乗り、数台の愛車と妻、犬、猫、ヤギと暮らす藤井照久さん
週末を過ごすため、2003年に別荘を建てたことがきっかけとなり、2012年には金融業の仕事を辞めて生活の拠点をこの地に移す。パーマカルチャーについて学びながら循環型の環境を整えたというヘイミッシュ・マーフィーさん
都内での会社経営を行う中で消費社会、大切な植物の扱いに疑問を感じるようになり、その後、農地や採草放牧地を利用して農業経営を行うことのできる「農地所有適格法人『苗目(なえめ)』」を立ち上げた井上隆太郎さん
電気は太陽光発電、温水シャワーなどは太陽熱温水器で供給し、トイレは水を使わない環境に優しいコンポスト・トイレ。東京との二拠点生活を送る神向寺信二さん
東京から一番近い棚田として知られている「大山千枚田」も至近にあり、多くの観光客が訪れる
長狭街道を内房側に降りれば保田漁港などもあり、温暖で山海の幸にも恵まれた地として移住者も増えているという人気のエリア