話題を呼んだファミリーマートのソックスをはじめ、いまでは定番アイテムになりつつある「コンビニウェア」。ソックスや肌着、ストッキングやTシャツなど、かつては旅行先や緊急時に調達するアイテムだったが、最近では普段使いする消費者も増えているようだ。そんなコンビニ限定商品の魅力は、ウェアだけに限らない。昨今、幅広い世代の女性の支持を集めているのが、進化する「コンビニコスメ」だ。そのなかでも、特に注目度の高いファミリーマートの「sopo(ソポ)」と、セブン-イレブンの「ParaDo(パラドゥ)」の魅力を、愛用者たちの声から探った。
インフルエンサーも注目する「sopo」
2021年頃から注目を集め、2022年には人気ヘアメイクアップアーティストがYouTubeで紹介したことから大きくバズったのが、全国のファミリーマートで購入できる「sopo」。〈ひとくちだけ、試してみたい、色がある〉をキャッチコピーに、普段はなかなか挑戦できないようなカラーから、普段使いしたいおしゃれアイテムまで、トレンドアイテムやトレンドカラーを低価格で試せるコスメとして、人気を集めている。
sopoを愛用している、インスタグラムフォロワーが1万人以上という女子大生・Aさん(21歳)は、その魅力をこう語る。
「sopoは話題になってからすぐに全色購入しました。小さいサイズ感と、トレンドのカラー、それからファミマがあればいつでも購入できるという安心感がいいですね。大学にコスメを忘れた日でも、ファミマがあれば手軽に購入できる。昔はコンビニのコスメというと、緊急のときに仕方なく買って、すぐに捨ててしまう印象だったけれど、sopoはパッケージのデザインもおしゃれだし、使用感もとても良いので普段も愛用しています。
また小田切ヒロさんなどの有名なメイクアップアーティストや、インフルエンサーの方も紹介しているので、使い方をみんなでシェアできるのが嬉しい。上手に使えばこんなに魅力的になるアイテムなんだ、とユーザーが気づけるので、バズったのだと思います」(Aさん)