それを示唆するかのように、日本経済の牽引役といわれてきた「自動車」や「電機」関連は下落予想が出されている。
「トヨタ自動車の横ばいをはじめ『自動車』各社は、やはり部品の供給で課題を抱えている。アフターコロナで需要に追いつけるような挽回生産がどこまでできるかにかかっているでしょう。
『電機』業界も供給不安のネックがありますが、台湾の世界的な半導体メーカー・TSMC(台湾積体電路製造)に続いて、熊本県に新工場建設を発表したソニーグループには挽回の余地があります。そうした企業を取り巻く状況を見極めて投資判断をすべきでしょう」
AIの“助言”に耳を傾けつつ、最後は自らの判断が求められるのは言うまでもない。
●別掲表は、DeepScore社が独自開発した株価予測AI「DeepScore社AI」が、過去の株価の値動きなどをトレンド分析し、未来の株価を計算している●「安値」「高値」は、1月末(算出時点から1か月半後)に80%以上通過すると期待される範囲(バックテスト検証済)●「安値」「高値」は、あくまで目標株価であり、一時的に値が動いた場合、その後収束する可能性が高いゾーン。ゾーンを超えて推移した場合は、当エンジンの想定を超えるイベントが発生した可能性が高くなる●この予測をもとに個別銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。
※週刊ポスト2023年1月13・20日号