見直すためには、何から始めればいいのだろうか?
「最終的に、メインで使うもの、サブ使いするもの、予備のものと、手持ちのクレカを3枚に集約するために、まずはすべてのクレカを机の上に並べてみてください。そして、その中で一度も使っていないものと、1年に1~2回しか使っていないものを取り出します。
お店ごとに支払うクレカが違うとポイントが分散され、効率よく貯まりません。使っていないクレカはもちろん、年に数回しか利用していないものも思い切って解約した方がお得です」
「どこで」「どのように」「何をしたいか」
解約候補が決まったら、次は「何に使う機会が多いのかを考えてクレカを見直すといい」と岩田さんは言う。
「日々の食材購入時に使うのか、趣味に使うのかなど、最も使う機会が多いクレカをメインカードにします。とはいえ、何をメインにすればいいのかわからない場合は、ポイント還元率が高いものを選ぶといいですね。
年会費が多少かかっても、高還元率のものは使えば使うほどお得になるので、メインにするのもおすすめです。貯まったポイントの使い道は、買い物時の支払いに利用したり、景品やギフトカードにしたり、マイルに交換するなどさまざまです。いま一度、手持ちのカードのポイント還元率と何に交換できるかをチェックしてみましょう」(岩田さん)
サブで使うクレカは、趣味を主体にして選ぶ。
「メインが生活全般のために使う家計専用クレカとすれば、サブは、趣味や好きなことに使う専用クレカにするといいでしょう。家計用と趣味用を分けることで、それぞれの支出がすっきりと見えるようになります」(あやじまさん)