日常的に履くものからファッショナブルなものまで、幅広い人気があるスニーカー。“多少汚れている”くらいが味があっていいとも言われるが、あまりにも汚いのは考えものだ。かといって、現実はそうそう気軽に洗えない。どのように手入れをすればいいのか、悩んでいる人もいるだろう。実際のユーザーの声を聞いた。
都内在住のフリーランスのカメラマンAさん(40代男性)は、毎日スニーカーを履いているが、「もはや手入れは完全に放棄している」と明かす。
「毎日同じスニーカーを履いていますが、まったく洗いません。買った日から履き続けて、ソールがすり減ってきたり、内側が剥げてきたりしたら捨てて、新しいスニーカーを買うというサイクルを繰り返しています。私にとってスニーカーは消耗品なんです。
いちいち汚れを気にしたくないので、最初から“濃いめの色”のスニーカーを買いますね。たまに野外での撮影で土まみれになることもありますが、適当に土を払っておしまい。嫌な臭いだけは避けたいので、たまに抗菌・消臭スプレーを吹きかけるくらいです」
Aさんのスニーカーの買い替え頻度は、1年に1足か2足。履き潰す前提なので、高価なスニーカーは購入しないという。
「毎日履くので、履き心地は重視します。個人的にはニューバランスが好きですが、3万円以上するような高価なものもあって、悩むことはあります。それでも結局は、1万円から2万円くらいの価格帯のスニーカーを買うことが多いです」(Aさん)