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流通カレンダーに「カレンダーとしての機能を求めない」人たち 推し活では「好きなメンバーの月をずっと飾る」「同じカレンダーを何年も飾り続ける」の声も

新年を迎えるにあたってカレンダーどうする?(イメージ)

新年を迎えるにあたってカレンダーどうする?(イメージ)

 新年を迎えるにあたって準備するカレンダー。取引先からもらうカレンダーが年々減る一方で、こだわりのカレンダーを毎年買う人や、推しのアイドルやアニメ、スポーツ選手のカレンダーを壁にかけて1年を過ごす人たちがいる。そしてこの“推しのカレンダー”は、その他のカレンダーとはまったく異なる意味を持つことがある。

 都内の会社員・Aさん(30代女性)は、学生時代から毎年好きなアイドルやタレントのカレンダーを買って自室に飾っている。

「そのときにいちばん好きなアイドルのカレンダーを飾るのが、毎年の恒例行事です。ただ、飾ってはいるけど、カレンダーとして見ることはほとんどありません。というのも、月が変わっても、必ずしもカレンダーをめくるわけではないからです。たとえば、グループのカレンダーだった場合、好きなメンバーの写真が載っている月があれば、結局それをずっと飾り続けてしまう。カレンダーというよりポスターです」

 そんなAさんは、カレンダーを2部買うことも珍しくないという。

「1部は飾ってめくる用のカレンダー。もう1部は保存用です。カレンダーは1枚でもめくってしまえば“使用済み”になってしまう。かといって、めくらずに表紙だけだと楽しくない。だから、保存用と壁掛け用との2部を買っているんです」(Aさん)

 ちなみにAさんは、日付を確認するための実用的なカレンダーも毎年購入している。

「それとは別に毎年買うのは、数字だけのシンプルなカレンダーですね。卓上タイプで、自宅のパソコンの横に置きます。仕事では写真などがない方が書き込めて使いやすい。日付が1日から最後まで横並び一直線で書かれているのもダメ。日曜日から土曜日まで週ごとに段になっているカレンダーがいいです。正直、推しのカレンダーにカレンダーとしての機能はまったく期待していません」(Aさん)

次のページ:【写真】Bさんが壁に貼っている「つばきファクトリー」のカレンダー

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