閉じる ×
マネー

亡き母の銀行口座は今も凍結されたまま… 50代主婦が嘆くワケ

知らなきゃ損する「得する生前贈与」一覧

知らなきゃ損する「得する生前贈与」一覧

「本人さえ生きていれば、手続きだって簡単だったのに…」。家族の死後、故人の財産に関してそんな悩みを抱えるケースは少なくない。

 だが、そもそも預金は生前に名義変更することができない。また、銀行は名義人の死亡を確認した時点で口座を凍結するため、相続手続きが終了するか、相続人全員の同意書がなければ引き出せなくなる。静岡県在住の50才主婦・高野さんは、今も母の口座が凍結されたままだという。

「1年前、同居していた母が亡くなったので、きょうだい5人で遺産分割しなければならなくなりました。ところが、その5年前に父が他界した時、遺産分割協議で大もめして以来、きょうだい仲は最悪の状態になりました。この数年、誰も実家に寄りつきませんでした。

 ウチは5人きょうだいで、ただでさえ相続人が多く協力が必要なのに、母の葬儀も私に任せきりでほとんど協力してくれなかった。結局書類が揃わず、母の預金はいまだに凍結されたまま。子供の大学費用にお金が要るのに、葬儀費用や医療費を立て替えたままになっています」

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。