家計を一撃する消費増税から3か月。余計な出費はしまいと財布の紐は堅く締め、節約に励む人は少なくないだろう。とはいえ、健康のためにもできるだけ食費は削らず、不必要な出費から見直しをはかりたい。そこで、ネット通販やスマホ関連の節約の小ワザを紹介しよう。
ネットの買い物はポイントサイト経由で
ネットで買い物をする時は、公式サイトに直接アクセスするのはもったいない。「ポイントサイト」を経由すれば、キャッシュレス決済でつくポイントが数倍になる。消費生活アドバイザーの丸山晴美さんが語る。
「私は楽天系の『リーベイツ』を使っています。ここを経由するとポイントバックがあり、1回3000円くらい得することも。楽天で買い物をする時も、直接楽天に行くのではなく『もらえるモール』というサイトから行くと1%ポイントがつく。楽天カードがあればポイント3倍なので、ダブルでお得です」
ほかにも、3000以上のネットショップでの買い物でポイントが貯まる「ポイントタウン」や「ハピタス」、アプリのダウンロードなどでもポイントがつく「ポイントインカム」などもある。
使わない有料アプリは即、解約
携帯電話を契約した際に、「1か月間無料」などの誘い文句でダウンロードしがちな有料アプリ。無料期間が過ぎても入ったままになっているものはないだろうか。ファイナンシャルプランナーの花輪陽子さんが指摘する。
「有料アプリの月額利用料が330円とすると、3つだけで毎月990円も“無意味なもの”に払っていることに。すぐにチェックして解約しましょう」