自粛要請が始まった3月あたりから、Amazonや楽天市場など大手ECサイトのユーザー数は、2月時点と比べ300万~400万も伸長。身の回り品では、今後も利用したい人の割合が、若年層より高年齢層が高い傾向(ヴァリューズ調べ)にある。
今回、本誌・女性セブンの読者1146人に実施した緊急アンケートによると、外出自粛期間中(2月下旬~5月25日)、読者の83.5%がネットショッピングをしたと回答している。
購入したものの中で群を抜いて多かったのが食品だが、その内訳は、食材やお取り寄せ、米やパスタ、缶詰、飲料などさまざま。なかでも「水や調味料のように重くてかさばるものはネットショッピングがとても楽」という意見も多かった。
2位の洋服に関しては、「失敗した」という声が多数。主な原因は、「サイズが合わなかった」「生地の質感が想像と違う」「似合わなかった」などだ。
ネットショッピング好きで、夜中の通販番組もこまめにチェックする漫画家の倉田真由美さんは、「服や靴は当たり外れがあるので、海外製品は体形が似た人のレビューを参考にしている」と語る。
3位はコロナ関連商品、その後にコロナ太り予防の健康・美容グッズ、家ご飯をランクアップさせる調理器具、化粧品などが続く。自粛期間中の自分磨きとして「本をたくさん買い込んだ」という人も多かった。
「ネットを頻繁にチェックする習慣がつき、『いまだけの限定販売』のうたい文句を見ると、ついポチッとしてしまう」人も続出。はじめたらやめづらい、ハマったら止まらないネットショッピングで、皆さんいったい、何を買ったのやら…。
※女性セブン2020年7月23日号