政府から全国民に配布されるも、一部からは不評の声も出ていた通称「アベノマスク」。使わずにしまいこんだままにしたり、手放したりする人がいる一方で、リメイクやアレンジを楽しんでいる人たちもいる。フリマサイト「メルカリ」では装飾やリメイクをするためのグッズが多数出品されているほか、女子高生の間でもデコレーションをして楽しむアレンジが流行しているという。
20代の女性会社員・Aさんが、アベノマスクのリメイクに取り組むきっかけになったのは、テレビで西村康稔経済再生担当大臣のマスクを目にしたことだった。
「西村大臣が着用していた立体的というか、舟みたいな形をした折り上げマスクが気になって、どうにかして作れないかなと思っていたら、YouTubeにアベノマスクを西村大臣風にリメイクする動画があったんです。正直、自粛期間で暇を持て余していなかったら、作ろうという発想にはなっていないし、思っても絶対にやらなかったでしょうね(笑)」(Aさん)
30代の女性会社員・Bさんは、アベノマスクを利用し、子供用のマスクを手作りするママ友が続出したことに影響されたという。