離れた場所にいる人同士が、画面越しに表情を見ながら語り合えるオンラインビデオ通話。コロナ禍の影響で、ビジネスシーンでは当たり前のように使われるようになり、年末年始のあいさつにも使おうとする人が増えているという。その場合、どのように振る舞うのがマナーとして正解だろうか。
動画マナーに詳しい、ビジネスマナー講師の鈴木真理子さんはこう言う。
「義親へのあいさつに使う場合、お嫁さんが手配や進行の主導権を握りつつも、夫や子供を前面に出すなどの配慮を忘れないことが大切」
オンラインビデオ通話は、スマホでもできるが、電話がかかってきたら中断してしまう。可能なら、パソコンやタブレットを使った方がいい。
「先方には、初めての経験かもしれません。戸惑いや緊張もあるでしょうから、そこをフォローしてあげましょう」(鈴木さん・以下同)
「オンラインビデオ通話」最新作法の基礎知識
【スケジューリング】
12月24日前後に、年末のあいさつを兼ねて先方に電話をし、オンラインビデオ通話の予定を決める。おすすめの日時は、正月三が日のお昼前。先方の食事時間や外出時間にかぶらないようにしたい。
【おすすめアプリ】
オンラインビデオ通話用のアプリはいくつかある。どれにするかはまず、先方の通信状況などをリサーチしてから決めよう。Wi-Fi環境が整っており、グーグルのアカウントがあるなら、セキュリティーの信用度が高い『Google Meet』がおすすめ。通信環境が整っておらず、グーグルのアカウントを持っていないなら、『Zoom』がよい。参加者は面倒な登録の必要がないからだ。
スマホしか持っておらず、LINEをしているようなら、『LINEビデオ通話』も手軽にできていい。
「これらのアプリは、基本的に無料。操作も簡単なので初めての人にもおすすめです」
無料で使うには時間制限が設けられているものもあるので、あらかじめ先方に終了時間を伝えておこう。
【設定を教える】
『Zoom』や『Google Meet』は、事前に“ミーティングアドレス”を設定し、参加者に送る必要がある。参加者は送られてきたアドレスをクリックするだけで始められる。
「2~3日前までに、設定したミーティングアドレスを先方にメールで送り、電話で届いたかどうかを確認。当日何をすべきかなどを連絡してあげましょう。開催直前にも、確認の電話を入れること」