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年末ジャンボとミニの意外な事実 100万円、10万円が当たりやすいのは?

「年末ジャンボ」と「年末ジャンボミニ」の当せん確率はどう違う?(「宝くじ公式サイト」より)

「年末ジャンボ」と「年末ジャンボミニ」の当せん確率はどう違う?(「宝くじ公式サイト」より)

 2種類の年末ジャンボ宝くじが、12月25日まで全国の宝くじ売り場、ならびに宝くじ公式サイトで1枚300円で発売されている。「億万長者の夢がある年末ジャンボもいいけど、もっと現実的な100万円や10万円が当たりやすい年末ジャンボミニを買いたい」と考える人もいるかもしれない。ただ、その考え方は本当に正しいのだろうか?

「年末ジャンボ」は1等前後賞あわせて最高10億円の超豪華賞金が魅力。一方の「年末ジャンボミニ」は1等前後賞あわせて5000万円。ところが、今年の当せん金体系を比べてみたところ、意外な事実が判明した。

 1億円以上の当せんはもちろんジャンボのみ。1000万円以上の当せんはミニが約3倍当たりやすい。ここまでは予想通りかもしれないが、100万円以上、10万円以上は、すべて年末ジャンボの方が当たりやすくなっているのだ。中でも10万円以上は、ミニよりもジャンボの方が10倍以上の当せん確率となっている。

■2000万枚あたりの金額別当せん本数
(1ユニットの構成枚数が異なるため、同じ枚数に揃えて比較)

【当せん金額】年末ジャンボ/ジャンボミニ/当たりやすさの比較
【1億円以上】3本/0本/ジャンボのみ
【1000万以上】7本/24本/ミニが約3倍
【100万以上】50本/24本/ジャンボが約2倍
【10万以上】249本/24本/ジャンボが約10倍
【5万円以上】2249本/8024本/ミニが約3.5倍
【1万円以上】62249本/108024本/ミニが約1.7倍

 つまり、ミニのほうが100万円や10万円が当たりやすいというのは間違った認識。今年の年末ジャンボには、中間賞金を狙いつつ億万長者を目指せるという魅力があるようだ。

 年末ジャンボもジャンボミニも、抽せんの模様は12月31日の午後0時45分頃から、NHK総合テレビとNHKラジオ第1で生中継される。当日の夜には、宝くじ公式サイトで抽せん結果を確認することも可能で、元日の朝刊にも当せん番号が掲載される。

 なお、支払い開始は1月8日からなので、それより早く宝くじ売り場に持って行っても、当たりハズレの判別も換金もできないので、注意してほしい。はたして、今年の年末、億万長者や1000万長者の夢を手にするのは誰か?

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