新型コロナウイルスの流行は、家計にも大きな打撃を与えた。先行き不透明ながら、2021年はなんとか収入アップを目指したい。そこで、不景気をものともせずに活躍するマネーの達人に、財布の中身を見せてもらった。お金が貯まる財布術とは?
買い物は「楽天市場×楽天カード」でWにお得
「私、結婚前はすごい浪費家だったんです」。そう話すのは、節約系インスタグラマーのゆきこさん。一念発起して家計を見直したことで、約6年間で1430万円以上の資産を形成した。そんなゆきこさんの財布は、小さくて超スリムだ。
「昔はカード類をパンパンに詰めて、財布の形が崩れるほどでした。このままだと財布がかわいそうだし、管理がしづらくてお金も貯まらないだろうと、カード類は3枚に減らしました。レシートは帰宅後に専用ポーチに入れておき、週末にまとめて家計簿をつけます」
よく行く店はキャッシュレス対応なので、現金はほとんど使わず、支払いは主に、「楽天カード」か、スマホ決済アプリ「楽天ペイアプリ」だという。
支払いを楽天系列のカードやアプリに集中させているため、ポイントが貯まりやすく、多い月では5000円分は“稼げる”という。
「『楽天カード』でクレジット決済すると、その時点でポイント還元率は1%。ほかのカードは0.5%が多いので、これだけでもお得ですが、インターネットショッピングサイト『楽天市場』で『楽天カード』を使うと還元率が3%に。さらに『5』と『0』が付く日は還元率が6%に。2020年は、コロナ禍で外出しづらかったので、日用品もすべて、『楽天市場』で購入しました。おかげで、ポイントがかなり貯まりました」