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宝くじの当せん者 10万円以上は2分に1人誕生、億万長者は年間283人に

昨年度だけで10万円以上の当せん本数は32万本以上に(イメージ)

昨年度だけで10万円以上の当せん本数は32万本以上に(イメージ)

「毎日のように宝くじの抽せんが行われているけど、いったいどれくらいの人数が当たっているのだろうか?」と思う人もいるだろう。全国自治宝くじ事務協議会の発表によると、10万円以上の高額当せんの本数は、昨年度(2019年4月1日~2020年3月31日)だけで、ジャンボ宝くじなどが約24万本、数字選択式宝くじが約8万本、合わせて32万3634本も出ている。

 これを金額別に見ていくと、10万円以上は2分に1人、100万円以上は約30分に1人、1000万円以上は6時間に1人のペースで誕生している計算になる。そして、1億円以上を当てた人は、この1年間で実に283人にも上る。

 ただ、この数字はあくまでも「当せん本数」で、実際に誕生した億万長者の人数とは異なる可能性がある。例えば、10人のグループでお金を出し合って買った年末ジャンボ宝くじが10億円に当せんし、それを均等に分けたとする。この場合、1億円以上の当せん本数は1本とカウントされるが、億万長者は10人誕生することになるからだ。

 ジャンボ宝くじやロトのように1等が数億円にもなる場合、換金する際に「共同購入しました」と言えば、参加者全員が億万長者になれるうえに、当せん金も非課税で受け取ることができる。

 2月3日からは、1等・前後賞合わせて3億円の「バレンタインジャンボ宝くじ」が発売される(3月5日まで)。今年もまた新たな億万長者が誕生するが、あなたもその仲間入りを果たすことはできるか?

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