牛角の『飲み放題付き焼肉定食』は60分飲み放題付きで1078円から
コロナ禍でも活況を呈している焼肉チェーン業界。居酒屋大手のワタミグループが「焼肉の和民」のブランドで参入したり、“ひとり焼肉”にスポットを当てた「焼肉ライク」が急速に店舗数を増やしたりなど、話題に事欠かない。そうしたなか、焼肉チェーン「牛角」が一部の店舗で提供している平日限定の『飲み放題付き焼肉定食』の“お得感”がネットを中心に話題を呼んでいる。実際どんなものなのか、マネーポストWEBの記者Aが挑戦してみた。
この『飲み放題付き焼肉定食』は、120gの盛り合わせ肉、選べる2品のミニおつまみ、ごはんというセットに、飲み放題がついたメニュー。価格は、ハラミ付きやげん、ピートロ、牛ホルモンの盛り合わせとなる「白MIX」が1078円（税込み、以下同）、熟成カルビ、ハラミ、とりももの盛り合わせとなる「赤MIX」が1518円だ。タレは、「にんにく塩ダレ」「黒胡椒ダレ」「タレ」「赤辛ダレ」の4種類から選べる。
飲み放題は、ハイボール、黒ウーロンハイ、レモンサワー、梅酒ロックなどから選べ、ソフトドリンクでは黒ウーロン茶のオーダーが可能。330円を追加すると生ビールも飲み放題となる。店舗によって実施される時間は異なるが、基本的に18時までの入店で注文可能で、時間制限は60分（オーダーは45分）となっている。
1000円ちょっとで焼肉定食と飲み放題を楽しめる牛角の『飲み放題付き焼肉定食』について、外食チェーンに詳しいライターの小浦大生氏はこう説明する。
「『飲み放題付き焼肉定食』は昨年の9月くらいから始まったメニューで、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断していたものの、新規感染者が減少してきたことでまた復活しています。以前はごはんもおかわり自由だったんですが、現在は大中小のサイズを選べるというシステム。平日の夜営業前の時間帯限定メニューということで、利用できるタイミングは限られているものの、コストパフォーマンスの面ではかなり優れていると思います」
「ご飯に合う肉」か「お酒に合う肉」か
記者Aが友人と2人で訪れたのは、東京23区内のとある牛角。『飲み放題付き焼肉定食』の実施は15時から18時だ。15時15分過ぎに入店すると、すでに2組ほどの客が食事を楽しんでいた。1組は1人客、もう一方は2人組で、それぞれジョッキに入ったアルコールと思しきドリンクを飲んでおり、いずれも『飲み放題付き焼肉定食』を注文している模様だ。
記者Aは、『飲み放題付き焼肉定食』の「白MIX」と「赤MIX」を1人前ずつ注文。そして、1つは110円を追加してごはんを「ねぎ塩ラーメン」に変更した。
